濃い麦茶で血糖値を下げる

コーヒーが苦手なら麦茶を

麦茶の入ったグラス

 

コーヒーをよく飲む人は糖尿病の発症率が低いという研究データがあります。

 

でも、コーヒーが苦手な人やカフェインを摂らないようにしている人も少なくありません。

 

そのような方にお勧めのドリンクは、濃い目の麦茶です。

 

ノンカフェインで妊娠中の方でも安心して飲める麦茶ですが、幾つもの健康成分があることで知られています。

 

では、血糖値を下げるのに役立つ麦茶の成分を取り上げてみましょう。

 

ピラジン

麦茶の原料である大麦を焙煎すると、香り成分であるピラジンが出てきます。

 

あの麦茶の香ばしい香りは、このピラジンによるもので、この香りにはリラックス効果があります。

 

またピラジンは血行を良くし、肝機能を改善する効果があります。

 

糖は肝臓に貯蔵されますから、肝機能が改善されれば血中の糖が肝臓に取り込まれやすくなって血糖値が下がりやすくなります。

 

さらにピラジンには、血中コレステロールを下げる働きもあります。このことで血液がサラサラと流れが良くなり、糖尿病による諸症状の改善も期待できます。

 

大麦βグルカン

原料の大麦に含まれる大麦βグルカンは、食物繊維が豊富で体内の余分な脂を排出させる作用があります。

 

つまり、脂肪を減少させ、代謝を良くするのに役立つというわけです。

 

デルヒニジン3-グルコサイド

麦茶に含まれるデルヒニジン3-グルコサイドという成分は、抗酸化物質アントシアニンの仲間で、血管や細胞を傷つける活性酸素を除去する作用があります。

 

血糖値の高い状態が長期に続くと血管がダメージを受けますから、血管へのダメージを減らすことは大切です。

 

濃い麦茶の作り方

麦茶の健康効果を十分に引き出すためには、できるなら自分で濃い目に作って飲むようにしましょう。そのほうが経済的でもあります。

 

材料としては、麦茶用に煎った大麦30gに対して、水1.2リットルです。

 

作り方は簡単で、やかんに大麦と水を入れて火をつけ、吹きこぼれる寸前に火を止めます。

 

そのままで冷まして、粗熱がとれたら容器に移し替えて冷蔵庫で保存します。

 

また熱いうちに飲むのもいいでしょう。