血糖値を下げるコーヒーの飲み方

コーヒーが血糖値を下げるという研究報告

コーヒーとコーヒー豆

 

コーヒーが血糖値を下げるということに関しては、幾つかの研究報告がなされています。

 

フィンランド国立公衆衛生研究所の研究によれば、1万4000人を対象として行ったところ、コーヒーを1日3〜4杯飲む人は飲まない人に比較して30%近くも糖尿病になる確率が低かったということです。

 

またアメリカのハーバード大学で十数万人の看護師を対象に行なわれた調査では、やはりコーヒーを飲む習慣がある人は糖尿病の発症率が低くて、これはコーヒーを飲む量が多くなるほどその傾向が見られたということです。

 

この調査でもっとも糖尿病の発症率が低かったのは、1日にコーヒーを7〜8杯以上飲んでいる人でした。

 

コーヒーが血糖値を下げるのに役立つのは、コーヒーに含まれるクロロゲン酸の作用と考えられます。

 

クロロゲン酸は、糖代謝を活発にするとともに、血糖値を調整するホルモンであるインスリンの分泌を促進すると考えられているのです。

 

コーヒーを飲むときの注意点

コーヒーを飲むだけで血糖値が下がるのなら、コーヒー好きにはうれしい話ですが、飲む際には幾らかの注意点があります。

 

まず、コーヒーは糖尿病予備軍の人には効果がありますが、既に糖尿病を発症しており、高血糖が続いている人にとっては逆効果になるという研究があります。

 

また砂糖を入れて飲む人には、逆に糖尿病が増えているという調査報告がありますから、ブラックかミルクを入れるのみで飲むことです。

 

量については、カフェインの摂りすぎは胃腸にあまり良くない面もありますし、欧米人との体格差などから考えて日本人の場合は1日に2〜3杯程度が適量と言えるかもしれません。

 

食後の血糖値の上昇を防ぐという面では、食前に飲むのが良さそうですが、もちろん好きな時に飲むというのでも続けていくことで効果が期待できます。